似非草食男子的生活

朝、陽の光を浴びて目覚める。
しかし最近の太陽は私に5時台の起床を促している、いい迷惑だ。


そして久しぶりに朝から本社へ出社する。
このところ朝は現場へ直行だっただけに新鮮である。


昼前に現場へ向かう。
電車で片道2時間、今日の戦場はなんという遠隔地だろうか。
道中シュークリームを食らう。
草食男子にはスイーツが必要だ。


午後、さっくりと現場での仕事を終わらせる。
勤務時間の半分以上が移動に費やされるとは全く無駄で仕方がない。
しかし草食男子なのでそういった事はたぶん嘆かない。
電車の待ち時間に記念撮影をしておいた。


帰社後、書類を提出し退社。
映画を見ようとしたがタイミングが悪く、1時間以上待つことに。
草食男子たるもの、こういう時はカフェで時間を潰す。
カフェでは専ら読書である。
ただし、専門書をペン片手に読んでいる為にしっかりと観察されると草食を偽装できない。


20時半過ぎ、満を持して映画館入り。
オタク野郎なので見る映画は当然アニメだ。
グレンラガン」ではなく「エウレカセブン」を選択しているのがどことなく草食系だ。
入館者の大半は私服だが、なぜか私の両隣はスーツを着た会社帰りのリーマンである。
これだと「会社帰りの仲良しトリオ」と周囲に思われかねない。
微妙に気まずい思いをしつつスクリーンを見つめる。


映画の内容として、序盤からテンション高くて驚いた。
2時間弱という尺を考えれば仕方のないことだろう。
しかし忘れかけていた「若さ」を思い出す事が出来たように思える。
とても有意義なひと時を過ごす事が出来た。
ありがとう、おやすみなさい。